社会的責任

アジア・シンボル社は、製造活動がローカルコミュニティや周辺環境に悪影響を引き起こしかねないことを十分に理解しています。この認識に立ち、悪影響を抑えコミュニティ開発に役立つよう、積極的な協力活動を展開しています。

コミュニティ開発では、3本柱のアプローチ――教育、社会的発展、貧困緩和――を通じて調和のとれた社会の構築に取り組んでいます。コミュニティ開発プロジェクトとして、地元の学校建設、奨学金の提供、優秀な教師招聘の誘因提供、学校の教育能力拡充のための資金や設備の提供などを行っています。さらに、学生の環境意識と責任感の育成のため、「環境保護ポスターコンテスト」など多くの刺激的な啓蒙活動や学校イベントを開催しています。

 

アジア・シンボル社は、企業はローカルコミュニティの重要な一員であると考えます。企業のビジネス拡大は、雇用機会の創出を通じて、同時にローカルコミュニティに利益となり経済成長を後押しします。ここに、アジア・シンボル社のビジネス哲学の真髄をなす精神が如実に表れています。すなわち、「コミュニティと国と企業――三者すべてに利となる」方法で事業を展開することです。

 

ローカルコミュニティとの意思疎通を図るため、コミュニティ会社訪問システムを確立しています。毎月、コミュニティの人々を工場や事業所に招待し、あるいは従業員がローカルコミュニティの住民宅を訪問し、ミーティングを開きます。このミーティングを通じて、コミュニティのニーズや問題について理解が深められ、その理解を踏まえて開発プログラムを計画しコミュニティの生活向上に役立つイニシアチブを確立します。このようなコミュニティ・プロジェクトは、山東有限公司と広東有限公司の両方で実施されています。

 

アジア・シンボル社は、コミュニティの力を育むことを極めて重視しています。経済援助やスキル養成支援を通じて、人々が自分自身で中小規模の事業を開始することを奨励しています。また、ローカル企業支援として製造チェーンに地元企業を登用し、収益向上を支援し、同時に地元雇用義務の遂行に助力しています。その他、道路や水道などコミュニティのインフラ建設を資金援助し、人々の生活改善に手を差し伸べています。